スポーツ系から学習系まで、子供の習い事は多岐に及びますが、小学生にとっては通信教育も人気の習い事の1つです。小学生の通信教育というと、学校で行なわれた授業の補助的な役割をイメージする親御さんもいるとお思います。たしかに通信教育には授業の復習的な役割はありますが、ほかの役割を担うことも増えてきました。社会環境の変化に伴い、学習環境も変化したことが要因で、通信教育は学校の復習だけではなく、子供にとって将来的に必要と思われる「学び」を行なえる教材がたくさん出てきました。今小学生のお子さんが将来的に求められる能力にプログラミングがあります。
またプログラミングの基礎となる論理的思考力を身につけるには、物事を順序立てて考えるチカラも必要です。将来的には文系や理系など関係なく、文系学生にも理系的能力が求められるし、理系学生にも文系能力が求められるようになります。ただ日本の小学校での授業では、そこまでフレキシブルに学ぶことができないのが現状です。でも通信教育なら、これからのお子さんにとって必要な学びを楽しみながら自宅で行なうことが可能です。
参考サイト:小学生におすすめの通信教育/難易度・科目別・目的別に比較
特にタブレット学習が行なえる通信教育は、毎日の学習データをAIが分析し、お子さんに合ったカリキュラムが組まれるので、必要な単元を必要なタイミングで学習することができて効率的です。保護者としては如何なる切り口でお子さんに通信教育を受講するべきか、人気や流行だけに流されると、大切な時間とお金を無駄にしかねません。子供たちが羽ばたく次世代であれば、様々なものがインターネットやプログラミングなど、コンピューターとは無縁になれない世界になっているはずです。
習い事に関しても、様々な境界線がなくなっていくことが予想され、塾と通信教育の違いが曖昧になってくると思われます。というのも、講師などの人の介入がほぼなかった片方向の通信教育でも、配信授業やオンライン授業が行われるよう二なり、双方向性が見受けられるようになってきたからです。不登校のお子さんでも、自宅でオンライン学習ができる教材もたくさんあります。
通信教育のオンライン授業では、国内においても厳選されたカリスマ指導者の授業をリーズナブル価格で受講できる通信教育も存在します。何かの科目に特化して英語だけ、算数だけ、国語だけを受講できる通信教育も見受けられるようになりました。
アプリなどを使って、塾や通信教育の境界線を狙ってくる教育サービスももちろんレベルが上がってくると思います。どんな教育プランのもとで、どんな教育サポートのサービスを選択するかは、親御さんの価値観や考え方も大きく影響してくるでしょう。そんな中で家庭学習や自学自習の習慣をつけてくことを目的にするなら、通信教育の果たす役割は以前よりも大きくなっていくことでしょう。